ブックタイトル甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 11

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概要

甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 11

 甲府は、県庁所在地としての都市機能と、豊かな自然が共存するまち。農業がやりたい、新しい暮らしを始めたいという方はもちろん、今の暮らしをちょっとだけ緩めたいという方にも、安心して来て頂けると思います。 甲府市役所で希望を叶えるためのお手伝いをしていますので、お気軽に足を運び、あなたの思いをお聞かせください。甲府市Kofu city首都圏の生活をスライドする甲府移住は、10年後、20年後を見据えたスタイルです。Check! 甲府市はこんなところ!Real Voice こうふコンシェルジュ成澤 治子さん(上)野沢菜の収穫に勤しむお二人。(右)収穫した野菜を地元スーパーで直販。(左)新宿ルミネのマルシェに出店。 農業経験が無かったので、まずは山梨県立農業大学校の職業訓練社会人コースに入学しました。学校での授業と農業法人での研修というプログラムになっていて、9か月間、理論と実践両面からじっくりと農業を学べるコースです。僕は、中道地区の8軒の農家が共同運営している農業法人「アグリ・なかみち」で研修をさせてもらい、卒業後の2017年1月に就農しました。「アグリ・なかみち」の皆さんには、農地や農機具を貸していただいたり、農耕技術を教えていただいたりと、今も、言葉では言い尽くせないほどお世話になっています。 現在は5反の農地を借りて、特産品であるナスとトウモロコシを中心に、レタス、キュウリ、トマト、小麦、ネギ、ハーブなど20種類ほど栽培し、JAに出荷する傍ら、地元のスーパーで直販したり、新宿の「ルミネアグリマルシェ」に出店したりしています。将来的には直販の比率を上げていきたい、新規就農者の力になりたいという夢があるので、そこへ向かって挑戦を続けていきたいと思っています。約20種類の野菜を栽培し、直販やマルシェ出店にも挑戦【ワークスタイル】Wor k Styl e農作業の合間に近くの公園へ行ったり、地域の餅つき(右)や、お祭りに参加したり(左)と家族の時間も楽しんでいる。 地域の方の紹介でお借りできた大きな一軒家で、家族3人で暮らしています。十分な広さの倉庫と駐車場もあり、農業をやるには理想的ですし、子供が走り回っても大丈夫です。 季節によって違いがありますが、繁忙期には早朝3時頃から作物を収穫し、倉庫に入れてから朝食。その後2人で箱詰めをし、12時には出荷を済ませます。休日が取れなかったり、長時間労働になったりすることもありますが、やりがいを感じながら充実した毎日を過ごしています。 また、中道は待機児童問題とは無縁で、息子はすぐに保育園に入ることができました。仕事柄家族揃っての外出は難しいのですが、夕方以降は家にいられるので一緒に遊べますし、休日には畑に連れて行って農作業を一緒にやったり、虫を捕まえたりと、日常の中で家族の時間が取れるのが嬉しいですね。 お祭りなど地域の活動には家族で参加し、僕は消防団にも入団しました。息子も地域の皆さんにかわいがっていただき、伸び伸びと積極的に育っています。地域の一員としての活動も、家族の時間も充実【ライフスタイル】Life St yl e●人口:188,851人 (R1.9.1現在)●面積:212km29