ブックタイトル甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 11

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概要

甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 11

 市川 哲平さん(39歳)美由紀さん(41歳)龍介くん(6歳)移住者 大学卒業後、会社勤めをしていた市川哲平さん。激務が続き、人間関係でも躓きがあったことから眠れなくなり、心身のストレスが限界に達して、体調を崩してしまったといいます。  「僕は東京農大出身で、もともと農業に興味がありました。姉が勝沼の果樹農家に嫁いでいるので休職期間中に遊びに行ったところ、畑にいるだけで気分が良くて。それで、やっぱり農業がしたいと、妻に相談したんです」。当時美由紀さんは、哲平さんの辛そうな様子に心を痛めながらも見守ることしかできずにいたそうで、「収入が安定しない、子供も小さいと、不安は大きかったけれど、主人のためにも、家族のためにも、環境を変える方が良いかもしれないと決心しました」。 こうして始まった、就農への挑戦。やるなら野菜を作りたいという思いや、生活の便利さなどを考慮し、移住先を甲府に定めて移住セミナーへ。そこで、こうふコンシェルジュの成澤さんから「考えているだけじゃ始まらない。一度やってみなくちゃ」と紹介されたのが、甲府市が開催している1泊2日の「就農体験ホームステイ」でした。その場で申し込み、家族3人で参加。初めて訪れた中道地区でナスの収穫を体験し、やっぱり楽しいと実感したことで、就農への思いがさらに膨らんだといいます。そこで、その後も何度かホームステイ先だったお宅に通い、農作業のお手伝いをしながら近隣の農家にも紹介してもらって、関係性を築いていった市川さんご夫妻。2017年4月に移住し、3年目を迎えています。 自分のやりたいことができるか、生活環境はどうか、将来性はあるかなど総合的に考慮し、甲府市に決定。Step.1 候補地の絞り込み インターネットや不動産屋で探すも、適当な物件が見つからず難航。地域の方の紹介で、ようやく現在の家を借りることができた。Step.3 住まいを探す 甲府市主催の「就農体験ホームステイ」に家族で参加。ロールモデルとなる先輩移住者のもとで農作業を体験し、本当にできるかを確認。Step.2 候補地で農業を体験移住I N T E R V I E WYAMANASHI03神奈川県横浜市→甲府市取材:2019年11月現在地域に溶け込み、ずっとやりたかった農業を実践山梨やまなしライフHello!NEW移住の流れ\市川さんの/8