ブックタイトル甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 10

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概要

甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 10

空き家対策特別措置法の影響で、中古物件が目白押し。バブル期に建てられた、通年居住用住宅に注目せよ。代表取締役 中村 健二さんふるさと情報館 株式会社ラーバン全国空き家相談士協会認定 空き家相談士ふるさと情報館は、八ヶ岳に移り住んだ人々のゆるやかなネットワーク「八ヶ岳ふるさと倶楽部」の企画運営をサポートするなど、移住後の快適な田舎暮らしを応援しています。 http://www.furusato-yatsu.net/現地見学会なども行っておりますので積極的にご参加ください。 都心から、車でも電車でも1時間半~2時間という絶妙の距離感は、19世紀に多くの画家が移住して製作に打ち込んだバルビゾン村とパリの距離感とよく似ています。北杜市には200名ほどの陶芸家が居住していると言われていますが、自然豊かな環境で感性を研ぎ澄ませながら製作活動をしつつ、作品を発表する大都会にも気軽に行き来できるというこの距離感が、彼らを惹きつけてきたのでしょう。 さて、5年前に空き家率日本一の称号を頂いた山梨では、空き家対策特別措置法の影響もあり、中古物件市場が賑わいを見せています。なかでも注目すべきは、バブル期に都会の富裕層が移住用に建てた住宅。断熱材をふんだんに使ったり、薪ストーブを設置したりして、寒冷地対策がしっかりとなされ、なおかつ、庭には果実の木があったり、野菜作りを楽しめるスペースがあったりして、理想的な田舎暮らしができそうな物件が、建築当時の価格よりかなり安価に手に入ります。 一方で注意すべきは、別荘使用の建物。夏季仕様となっているため、現状では冬を過ごすことは難しい。いくら立地や外観、間取りが気に入っても、住み始めた途端防寒対策に相当な金額が必要になるなど、後悔することになりそうです。 失敗しないためには、信頼できる不動産業者や空き家鑑定士に相談し、しっかりと見極めてもらうこと。相談先が、なんでも相談できる駆け込み寺のような業者であれば、移住後も安心して暮らしていくことができますよ。代表取締役社長 斉藤 勇介さん株式会社 アシストエンジニアリング宅地建物取引士私たちが親身にサポートさせていただきます。 田舎暮らしをしたいなら、まずは何度も現地に足を運ぶことが重要です。山梨では、春はいちご、夏には桃、秋にはブドウ、冬には柿やゆずなど、季節ごとに果物狩りが楽しめますから、それを目当てに来県し、四季を体験するというのはどうでしょう。その機会に県内各地に足を延ばし、街の様子や地形的な特色を把握していけば、どこでどんな暮らしをしたいのか、具体的なイメージもはっきりしてくるはずです。 ところで、県を挙げて移住定住促進に取り組んでいる山梨では、県をはじめ各市町村でも独自の移住者支援策を打ち出しており、助成金や補助金も豊富です。ただし、自治体によって対象や条件、金額は異なりますし、ちょっとしたことで支援が受けられなくなる場合もあるので、注意が必要です。 また、住民サービスにも差があります。例えば子育て支援。今や県内全域で実施されている子どもの医療費助成にしても、15歳までというところもあれば、18歳までという自治体もあります。さらに、水道料金や社会保険料などの算出方法も違います。 生活環境はほぼ同じなのに、移住者支援や住民サービスには大きな差があるとなれば、後悔するのは必至です。情報を集め比較するのはもちろんですが、最近はこうしたサービスに関して適切な助言をしてくれる民間の事業者もいますのでおおいに活用し、経済的にも豊かな田舎暮らしを始めてください。(株)アシストエンジニアリングは、山梨と東京に窓口を開設し、自治体の支援策や住民サービスに関するリアルタイムの情報を提供するとともに、助成金の利活用についてのアドバイスもしています。就職、不動産など、移住に関するあらゆる相談に、ワンストップで応じます。 http://www.assisteng.co.jp/02Point!自治体ごとに異なるサポート体制施策を細かく検討し、よりお得な移住を目指そう。03Point!15